授業の質で維持する受講システム

この教室の講師は、私一人ではない。教え方を統一しているとはいえ、我が講師たちが意図通りに受講生を指導出来ているかどうかは、責任者としていつも気になるところだ。
昨日、私が担当したことのない受講生のSさんから、継続受講の申込みを頂いた。そのメールの最後に、次のように書いてあった。
「教室のあとは、いつも元気になります。
目が楽になり、体調よくなるせいかと思います。
いつか、自分でもこの状態にすることができるのを、たのしみにしています。
訓練自体も、楽しいのには驚きました。」
受講生からこんな感想を頂戴すると、正直安堵する。「眼が楽になり、体調が良くなる」のは、「速読脳開発プログラム」の訓練が適切の行われたときの反応だからだ。
私は、この「速読脳開発プログラム」を教え始めるとき、次のように考えた。
「本当に確実に伸ばしていけるなら、受講料は、まとめて支払ってもらうのではなく、一回ずつの支払いにすべきだ。そのような受講システムにすれば、受講生は効果がないと判断したとき、いつでもすぐに止めることができる。それで、受講生がいなくなるようだったら、これは本物とは言えない」と。
このような受講システムでは、一回ごとに訓練の結果を出さねばならず、一度たりとも授業から気を抜くことは出来ない。今振り返ると、いかに、プログラム内容に自信があったとはいえ、ちょっと無謀だったかなとも思う。実際、プログラムが良くても、現実の指導の質を維持することは容易ではないからだ。が、この受講システムで、十数年なんとかやってこれた。我が講師スタッフと受講生の皆さんに感謝あるのみ!(豊文)

速読脳で書の新境地を開く

 絵はがきが届いた。表は、焼酎の瓶が二本並んだ写真だ。「速読と焼酎の関係はこれいかに?」などと思いながら、裏を見ると、受講生からの葉書だった。
「ご無沙汰してます。イメージが形になり、自分の『書』が焼酎のラベルになりました。もちろん努力もしましたが、近道をたどれたのは先生方のおかげです。まずはお知らせまで。」とある。差出人は、福岡で手作り和雑貨の店『伊豫屋』を開いている中島君だ。彼は、速読脳を開いてから、急速に『書インテリア』の才能を大きく開花させた受講生だ。
 改めて写真のラベルの書を眺めてみると、なかなか上手い。『鷹王』(たかおう)という字だが、本当に鷹の雰囲気が出ている。威厳のある鷹というよりは、色々経験しながら年令を重ねて、一家言を持っている人物のような雰囲気を醸し出している。焼酎のラベルに採用されたのも、なるほどとうなずける。
 速読脳を開花させることは、言うまでもなく読書能力を飛躍的に向上させることなのだが、同時に、書や絵の才能が開けてくる人もいる。イメージが鮮明になり、アイデアがどんどん湧いてくるのだと言う。まさに『右脳』の活性化だ。
 中島君の受講当時の体験談には、『小説では登場人物がリアルに映り出し、まるで映画でも見ているように声や音が聞こえるのです。やっとこの歳になって、本を読む幸せに気づきました」とある。そして今、伊豫屋(いよや)のHP
http://www.geocities.jp/kokifishing/index.htm)では、店主のPR欄に読書を大きく取り上げている。
 伊豫屋では、お店にきたお客さんの目の前で希望の書を書いてくれるという。書インテリアで独自の境地を開いたのだ。この若き速読脳が、これから、その創造力をどれほどまで発展させていくのか、大いに楽しみだ。ちなみに、彼が10万字/分を達成して、後進への伝言として置きみやげしてくれた額には、『人生に必要なのは、常識より素直さ」と書いてある。(豊文)

受講生の活躍を心の糧に

 能力開発を指導するものとして、受講生の活躍は我が事のように嬉しい。速読脳を開発することは、高度な情報処理能力を持つことだから、仕事や勉学などのいろいろな場面で活躍することは、当たり前と言えば確かに当たり前なのだが、その活躍が目に見えたときは、やはり嬉しい。
 火曜日、一冊の本が送られてきた。著者を見ると、I君だ。もう17,8年も前、私が青山で教室を始めて間もない頃に入会し、速読脳を開いたひとりだ。私の教室で大学生として速読脳を開いたのは彼が最初ではなかったかなと思う。本の帯には、「証券受渡・決済制度改革懇談会(日本証券業協会主宰)報告書「証券決済制度改革の推進に向けて」を取りまとめた経験・ノウハウを遺憾なく発揮!」と著者を紹介している。
 
 社会に出てからも頑張っているとは聞いていたが、三十代にしてこれほどの大きな仕事を取りまとめているとは思いも寄らなかった。日本語のみならず、英語で書かれた膨大な量の、証券業務、法律、ITネットワークに関連する本や論文を、「速読脳」で読みこなしたことは想像に難くない。
 また一冊、教室の「会員の著作」の棚に本が増えた。これまでの「速読脳」達を見ていると、年月と共に益々その能力が多方面に開花していく。I君を始めとする「速読脳」達の活躍を心の糧にして、サァ、今日も、ガンバルゾ〜! (豊文)

(題名なし)

 この土日と、大阪でのセミナーを終えてきました。別に特別なセミナーではなく、いつも通りのセミナーだったのですが、ちょっと嬉しいことがありました。もちろん、受講生の方が伸びて来るというのは、いつも嬉しいことで、それで一日の疲れも取れるのですが、実は、ほかにもあったのです。
 何と、受講生のAさんが、柿を持ってきてくれたんです。私と同年代の方が、「センセイ、自宅で穫れた柿ですから、どうぞ」?て、ボソッと言いながら、プレゼントしてくれたんです。感激ですよね。自分のことを考えてみても、多少のことじゃ、わざわざプレゼントなんかしませんよね。受講料だって払っているんだし。しかも2時間以上もかけて会場まで来るのに、大きな柿20個も袋に入れて持ってくるなんて、結構重いですよ。セミナーで使う教材だって軽くはないんですから。
 けど、きっと、自分の変化が嬉しかったのではないかと思うんです。訓練を始めた頃、いろいろな速読法や能力開発法の知識がいっぱいで、落ち着けなかった彼が、今は表情が変わるほど、深く落ち着いて集中できるようになったのです。もちろん、私たち講師は、ガイド役に過ぎないですから、この結果は、本人の努力によるもの。訓練も大いに進んで、速読脳開花は確実と太鼓判を押せるところまできています。
 Aさんの変化は、講師ミーティングでも話題に出たほどでした。きっと彼は、速読も、そして人生も飛躍するはず。こんな変化を間近に観察させてもらえるって、まさに講師冥利に尽きますね。本当に有り難いなと思った大阪セミナーでした。(豊文)