速読脳で書の新境地を開く

 絵はがきが届いた。表は、焼酎の瓶が二本並んだ写真だ。「速読と焼酎の関係はこれいかに?」などと思いながら、裏を見ると、受講生からの葉書だった。
「ご無沙汰してます。イメージが形になり、自分の『書』が焼酎のラベルになりました。もちろん努力もしましたが、近道をたどれたのは先生方のおかげです。まずはお知らせまで。」とある。差出人は、福岡で手作り和雑貨の店『伊豫屋』を開いている中島君だ。彼は、速読脳を開いてから、急速に『書インテリア』の才能を大きく開花させた受講生だ。
 改めて写真のラベルの書を眺めてみると、なかなか上手い。『鷹王』(たかおう)という字だが、本当に鷹の雰囲気が出ている。威厳のある鷹というよりは、色々経験しながら年令を重ねて、一家言を持っている人物のような雰囲気を醸し出している。焼酎のラベルに採用されたのも、なるほどとうなずける。
 速読脳を開花させることは、言うまでもなく読書能力を飛躍的に向上させることなのだが、同時に、書や絵の才能が開けてくる人もいる。イメージが鮮明になり、アイデアがどんどん湧いてくるのだと言う。まさに『右脳』の活性化だ。
 中島君の受講当時の体験談には、『小説では登場人物がリアルに映り出し、まるで映画でも見ているように声や音が聞こえるのです。やっとこの歳になって、本を読む幸せに気づきました」とある。そして今、伊豫屋(いよや)のHP
http://www.geocities.jp/kokifishing/index.htm)では、店主のPR欄に読書を大きく取り上げている。
 伊豫屋では、お店にきたお客さんの目の前で希望の書を書いてくれるという。書インテリアで独自の境地を開いたのだ。この若き速読脳が、これから、その創造力をどれほどまで発展させていくのか、大いに楽しみだ。ちなみに、彼が10万字/分を達成して、後進への伝言として置きみやげしてくれた額には、『人生に必要なのは、常識より素直さ」と書いてある。(豊文)

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