新しい自分を出産しよう!

 先の金土日は、岡山でシルバ・メソッド基礎コースだった。会場は、速読で毎月お世話になっている、サン・クリニックだ。木曜日夕方に到着して、院長の山縣先生からできたてホヤホヤのCDを頂戴した。題して「やすらぎ出産リハーサル」〜よりやさしい自然出産を目指して〜という、出産時の呼吸のトレーニング法の練習CDだ。
 俺は男性だから関係ないと思った人もいるだろう。実は、私も若干そう思いつつ、早速、会場のホールで聞いてみた。「おもしろい!これは、速読用と言っても、結構いけるぞ!」というのが、聞いてすぐの感想だった。
 というのは、出産の時の呼吸法というのは、お腹に赤ちゃんがいるので丹田呼吸であり、しかも赤ちゃんを押し出せるように、逆式の丹田呼吸なのだ。これは、出産するか否かに関係なく、お腹に気が鎮まらず、気の上がりやすい人、つまり緊張しやすい人にはもってこいの呼吸練習と言える。男性でも、これが役立つ人は多いはずだ。
 山縣先生は、速読脳15万字/分、シルバメソッド・マスターであり、太極拳も20年のキャリアがある。それらのノウハウをうまく生かして、逆式丹田呼吸に無理なく案内している。バックの音楽も、音楽療法で有名な宮下富実夫の曲で、なかなか落ちつく。緊張しがちな方、男女を問わず、このCDは、お薦めですよ。
 男性諸君も、このCDで十月十日の間練習すれば、速読脳を秘めた新しい自分という赤ちゃんが誕生すること、請け合いである。もちろん、出産間近の友人へのプレゼントにも喜ばれるはず。ちなみに、値段は、¥3150.来週から、教室にて販売予定。
 今回は、CDの紹介宣伝をかねた教室物語でした。(豊文)

より良い社会に、思い新た

 東京は文字通りの猛暑が続いています。この暑さにもめげず、先の土日も定員いっぱいセミナーに参加してくださり、厚く御礼申し上げます。
 私は、この土日は、当教室で開催してます、もうひとつのセミナー「シルバ・メソッド」の卒業生コースを実施してきました。こちらも盛況で、参加した方には大いに喜んでもらえたのですが、実はちょっと残念なこともありました。
 それは、途中で帰ってもらわざるを得ない人が出たことです。土曜日も日曜日も、砂糖がいっぱい入った清涼飲料の1リットル紙パックを持ってきて、飲んでは、眠りに落ち、講義を聞くことができません。精神的には強い抑鬱状態であり、同時に、話すときには、強い攻撃性を示してきます。つまり、典型的な低血糖症の症状を呈している方でした。
 2日目、低血糖症の原因となるような食生活を改める必要をお話ししたところで、セミナーを中断して帰ってもらいました。セルフコントロール力を高めて解決できる症状ではなく、専門の医師の助けが必要だと判断したからです。せめて私の話を理解しようとしてくれるとよかったのですが、とても残念でした。
 速読の受講生のみなさんには、低血糖症の問題について注意を喚起していますが、まさにその症状をこれだけ激しく持っている人に出会ったのは初めてでした。30年ほど前、私が食養を学んでいたとき、その指導者の先生方は、異口同音に、「このままだと、21世紀は精神病の時代になりますヨ」とおっしゃっていました。すでに統計的にも、あるいは社会面のニュースでも、そうなっていることは分かっていましたが、まさにそれを目の当たりにしたわけです。
 ひとりひとりが情報収集力を向上させ、正しい情報を選択できるようになれば、低血糖症のような問題は未然に防げるはずです。当連盟は、余りに微力ですが、少しでもより良い社会を建設できるように個人の能力の向上に寄与していきたいと、改めて思った次第です。 (豊文)

気持ちを整える

 先日の授業のこと。いつも通り、前回からの練習状況を記入してもらうと、練習できませんでしたという人がかなり多い。そんなときは、その後悔の気持ちを訓練に引きずらないように、「練習してこなかったことは気にせず、今やっている訓練に集中しましょう」という話をして訓練を始める。その授業でも、そんな話をして訓練を始めたら、それが納得してもらえたのか、練習してこなかった人も、訓練は順調に進んだ。
 「速読脳開発プログラム」では、自宅練習をしてくることは確かに大切なのだが、自分の気持ちを整えることは、それ以上に大切なことだ。昔の人は、本当に良く言ったものだと感心するのだが、「目は心の窓」なのだ。窓を磨いていろいろ映るようにしても、心が整っていないと、見れないのだ。まさに「心そこに有らざれば、見れども見えず」で、これまた古人の言うとおりだ。
 転じて、自分の周りで展開している事柄に目を向けると、自分の意識が整っているときは順調に進むし、気持ちに乱れがあるときは、思うように事が運ばない。概して、うまくいかないときは、その原因を周囲に求めたがるが、そこで怒りを発しようものなら、ますます、事はうまく運ばなくなる。心が、ますます乱れるからだ。
 簡単な訓練でも、速読眼の領域に入るということは、自分の気持ちを整えて、心を乱す悪循環から脱することを意味する。それなくして、速読に通じる見方はできないからだ。分かってしまうとつまらないことだが、こんなことに気づかせてくれるこのプログラムは、我ながらおもしろいと思う。
 ところで最近、気づいてしまったせいか、周囲に言いたいことがあっても、あまり言えなくなったような気が・・・。エッ、何々、それは訓練のせいでなく、年のせいだろう、って?恐れ入りました。(豊文)

アメリカで牛乳は今!

 有り難いことに、ときどき受講生が貴重な情報をもたらしてくれる。 
 
 今日も、10万字/分を達成している受講生のOさんが、わざわざ立ち寄って、雑誌のコピーを置いていってくれた。「選択」という雑誌の7月号に載った「牛乳は良い食品ではない」という記事だ。私が、牛乳について強い関心を持っていることを知っているので、受講生の皆さんに講義するときの話のタネにというわけだ。
 牛乳については、ほとんどの人が完全食品だと信じて疑わない。完全食品だから、多く飲めば飲むほど良いというぐらいに思っている。当教室に受講に来ているお医者さんは「牛乳の飲み過ぎから来て具合が悪くなっているのに、それをやめてもらうのは大変難しい」と嘆いていた。それほど。牛乳信仰は厚い。けど、時代の流れがちょっと変わってきたのかも知れない。
 というのは、「選択」という雑誌は日本のリーダーを対象にした定期購読者のみに向けて販売されている雑誌だ。そこに堂々と、牛乳批判の記事が載ったのだから、画期的なことだ。
 記事によると、アメリカでは、『心ある医師の多くは、患者に「なるべくなら牛乳は飲まないほうがよい」というアドバイスを与えている。』というし、米連邦取引委員会は、「誰にも牛乳は必要」というキャンペーンに対して欺瞞的であるとして異議を申し立てたという。上下両院議員の7人に一人が酪農・乳製品業界を支持基盤にしているにもかかわらず、牛乳に起因する問題の大きさに、識者達が立ち上がったようだ。
 日本でも、いずれ、「3歳以下の子どもにはテレビを長時間見せないように」と、小児科学会が警告を発したのと同じように、牛乳はあまり飲まないようにという警告が発せられるだろう。しかし、その前に控えるのが賢明な人の生き方ではないだろうか。夏は、牛乳を水替わりにする人が多いと思うが、今年の夏はやめて、自分の体調の変化を観察してみてはいかがだろうか。(豊文)

創立記念日?

 早い物で、私が速読教室を始めてから、丸20年が過ぎた。本来であれば、創立20周年の祝賀記念行事を開催すべきところなのだが、ただ飲んだり食ったりでは芸がない。もっと受講生の皆さんに役に立ち、喜んでもらえることを企画できないだろうかと話し合っているうちに、「世界バリバリバリュー」の話が来て、その訓練と撮影に突入してしまった。
 放映が終わったら、お陰さまで、予想以上に受講希望者が殺到した。私たちも、何とかして、その希望に少しでも多く応えようと頑張っているうちに、周年行事どころではなくなってしまった。
 教室には、15周年の祝賀行事の写真を掲示してあるが、それを見た一部の受講生の諸氏が「今年は20周年ですよね。何かお祝いはしないんですか?」と聞いてきた。「いや特に計画はないんですが・・」と答えたら、「じゃ、我々だけでもやりましょう」とのこと。そのお気持ち、本当に有り難く、嬉しい限り。この場を借りて、感謝申し上げる次第。
 さて、社内でこの話題が出たとき、「ところで、創立記念日っていつなの?」という話になった。実は、これがちょっと複雑なのだ。
 速読教室という看板を上げて、キム式速読術を教え始めたのが、1984年4月1日。株式会社オモイガネが、法律的に成立したのは、1984年7月5日。現在の朴先生の原理に基づく「科学的速読法」に切り替えて教え始めたのが、1985年9月1日。この「科学的速読法」が、現在の「速読脳開発プログラム」に発展してきたわけだ。
 さあ、創立記念日をいつにしようか?とにかく、今年中に、創業20周年を記念して、新しい企画を実行に移したいと思っている。(豊文)