当連盟の誇り

 明後日27日は、いよいよ恒例の新年会&表彰式が開かれます。
 今年は、最優秀賞(10万字/分以上)が6名、優秀賞(5万字/分以上)が3名、ニューブレイン賞(3万字/分以上)が3名です。最優秀賞者の数は、過去最高で、嬉しい限りです。
 例年、受賞者にスピーチをしてもらうのですが、これがなかなかの感動ものなのです。私も、教室の隅や事務室から覗きながら聞くのですが、いつも、教えている身でありながら、受賞スピーチを聞いて感動してしまいます。ひとりひとりに、訓練成就の物語があるのです。
 その話は、これから速読眼や速読脳を開発する人にとって、とても参考になるはずです。ですから、会員の皆さんには、「ぜひ参加するといいですよ、とてもためになりますよ」とお勧めしています。多少無理してでも参加する価値があることを断言します。
 また今年の受賞者だけでなく、昨年以前の受賞者の皆さんも参加してくれます。速読脳の開発者たちは、みんなとても明るい方々ですから、初めて参加する人や訓練を始めて間もない人にも、優しく丁寧に、いろいろなアドバイスをしてくれたり、体験談を話してくれます。ですから、新年会は直接先輩方から話を聞く貴重な機会なのです。
 先程の説明会で、新年会の話をしましたら、さっそく入会予定の方が新年会に参加したいということで、新年会から受講(?)開始ということになりました。理想的な訓練開始だと思います。1万字/分の速度でも、普通の人から見れば、超能力のようなものですから、10万字/分などと聞いて、気持ちが引いてしまわないよう、入会予定の方に出会ったら、丁寧に説明しかつ激励していただければと思います。
 このような新年会&表彰式を開催できることを、私は大変嬉しくそして誇りに思っています。ひとえに、日頃から熱心に訓練してくださっている会員の皆様のおかげです。心から感謝申し上げます。
 今回、諸般の都合で、どうしても参加できないという方、次に、このように先輩方の話を聞けるのは、7月に開催される納涼会になります。早めにスケジュールを組みますので、ぜひ、ご参加くださいますよう。(豊文)

笑っていない笑い声

 先日の土日は、岡山で集中セミナーでした。半年近くもお休みしていた方が受講に来てくれて、今までになく伸びたりして、とても嬉しいセミナーだったのですが、その帰りのこと、現代の世をかいま見る出来事がありました。このコラムを愛読してくださっている方には、新幹線物語の第3話です。
 
 新神戸から若い二人の女性が乗ってきて、ひとつ後ろの列の窓側ふたつの座席に座りました。そして、女子高生が電車でおしゃべりするような調子で、おしゃべりを始めました。一人がしゃべっては、もう一人が波を返すように笑うのです。一見いや一聞(?)よくあることです。
 本当に女子高生であれば、糠が崩れても笑うという年頃ですから、若さの象徴で、多少にぎやかでも、聞いていて嫌な感じはしません。ところが、耳に入ってくるその笑い声が、とても気持ちが悪いのです。ちょうどその日のセミナーの後処理をしていたのですが、仕事の邪魔だというのではありません。私の耳には、「笑っていない笑い声」と聞こえたのです。
 「笑っていない笑い声」って、聞いたことがありますか?「ナニ、それ?」と思う方もいるでしょう。けど、「笑っていない笑い声」ってあるんです。結構、背筋が寒くなるような感じがするものです。それは、普通では有り得ない不自然さを持っているんです。
 例えば、上司に付き合い笑いをするときが近いですが、もっと頭で考えて出している笑い声です。「今私は友だちと楽しい時を過ごしている。こんなときは、笑うものであり、だから私は笑い声を出す」という思考のもとに作っている笑い声です。ですから、笑い声というより、楽しいとか面白いという感情の動きが伴わない、ただの声です。
 実際、そんな大きな声が出るほど心の底から笑ったら、一時間もすれば疲れてしまうはずです。ところが、思考で作っている声ですから、いくらでも続きます。さすがに、1回の声の続く時間は短くなり、少し間も空いて来ましたが、新横浜まで降りるまで、およそ2時間半続きました。
 私は、仕事をしながらも、二人がどんな顔をして笑いあっているのか見たくなりました。トイレの帰り、何気ないふりをして覗いてみると、30才ぐらいの女性でした。思った通り、笑い声を出しているときは、一見笑顔になっていますが、声がとまると同時に、冷めて疲れたという表情になります。それでも、笑い声を出し続けるのです。
 考えるときには、脳の思考の神経回路を使い、笑うときには、感情の神経回路を使う。それが、本来の人間のありようのはずです。それが狂ったら、人間らしく生きていくのは難しいのではないでしょうか。21世紀は精神病の時代と言われてきましたが、時代もとうとうここまで進んできたかというのが、私の悲しい感想でした。(豊文)

5日間連続集中セミナーを終えて

 1月8日、5日間連続集中セミナーが、無事終了しました。以前から、開催したかった5日間連続セミナーをようやく実現できたわけですが、北は北海道、南は広島という遠方から参加して頂き、本当に感謝しております。
 5日間連続のセミナーをやってみたかった理由は、大阪や岡山で金曜の夜から土日にかけての2日半のセミナーをやっていて、この調子で続ければもっと伸ばしていけるという手応えを得ていたからです。実際、伸びた方は、「ためしてガッテン」の二人とほぼ同じペース伸びてくれました。
 もちろん、今回も、一方の目をよく使っていなかった方や、体調を崩している方、すぐ眠くなってしまう方、他校やパソコンソフトの練習で見方にクセをつけてしまっている方など、いろいろな方がおりました。
 このような課題がある場合は、3日目ぐらいで、それが浮き彫りになり、本人にもはっきりと自覚できるものになってきます。そうすると自分は何に気をつけて訓練していかなければならないかが分かるわけです。このことも非常に良かったと思っています。
 逆に、課題が少なかったり、課題をクリアできた場合には、4日目頃から訓練をどんどん進めることができます。連続して受講しているので、一度学んだことを忘れないうちに復習できることの効果が、期待していた通り、大きかったと思います。
 もうひとつ良かったのは、受講した皆さんが5日間「訓練漬け」になれたことではないかと思います。ほとんど全員、自宅練習をしてきていました。日常を離れて、訓練に没頭する時間を作ること自体に大いに意味があると思いました。
 4日目になると、持病の腰痛が始まりそうと言う方もおりましので、体力の維持には配慮が必要ですが、次は、「3日+1日休日+3日」の合宿セミナーを開催したいと思いました。夏は北海道で、冬は沖縄で、なんていいですね。どうですか、一口乗りませんか?
 以上、5日間セミナーの分析と感想ですが、結論として、「やって良かった」と思えた今回のセミナーでした。やる気満々で帰った参加者の皆さん、自宅練習、頑張ってね!(豊文)

年頭祈念

 明けましておめでとうございます。
 本年最初の教室物語です。何とぞ、今年もよろしくご愛読のほどをお願い申し上げます。
 さて、新年と言えば、今年の目標を定めた人も多いはず。「さあ、今年は○○するぞ」と決意するところまではいいのですが、問題はその次ですね。そう、「三日坊主」という最大の敵が控えていることが多いんですよね。何事によらず、「継続は力なり」が最大の課題と言えます。
 そこで、今回は、「今年こそ速読脳を開発するぞ!」と年頭の目標を立てた人のために、耳よりの情報をプレゼントします。三日坊主に負けずに、訓練を継続する秘訣を書いた本を紹介します。題して「続ける技術」(石田淳著、フォレスト出版)です。
 エッ、ナニ?タイトルだけでなく、内容も紹介しろって?
 では、簡単にさわりだけ。要するに、三日坊主になってしまう自分を感情的に責めるのではなく、そうなってしまう自分の行動パターンを冷静に分析して、ポイントを押さえて改善しましょう、という内容です。
 もう少し具体的に言うと、今継続しようとしている行動をターゲット行動と言います。為すべきことの第一は、そのターゲット行動が起きやすいように事前の環境や行動を整えること。第二は、ターゲット行動に取って代わりやすい誘惑行動(ライバル行動)が起きにくいように環境や行動を整えること、です。
 至極もっともな内容ですね。いつも教室で言っている「自分を観察する」仕方を教えてくれ、かつそれを実際の行動に役立てる方法を説いている本とも言えます。さあ、これで訓練を継続できること間違いなし、速読脳を開発できること間違い無しです。
 けど、ひとつだけ付け加えておきますね。「速読脳開発プログラム」の場合、行動つまり訓練の中身が、とても重要です。つまり、何をどのように訓練するかです。これは、ぜひぜひ教室で講師のアドバイスを受けてくださいね。
 では、本年の速読脳全開をお祈り申し上げます。(豊文)