良い食べ物、悪い食べ物

 この欄でも何度か触れましたが、食生活は、訓練を進めていく上でとても大切です。その話を聞いて、実行しようと思ってくれるのは、大変嬉しいことなのですが、私の言いたいことを理解してもらえたのかどうか、心配になることがあります。
 短い時間での説明ですから、私の説明が舌足らずであることは否めないのですが、たとえば、「玄米はいいんですか?」「ケーキは悪いんですか?」というような質問を受けます。どうも、世の中の食品を、食べて良いものと悪いものの2種類に分けたいような印象を受けます。
 確かに、良いもの悪いものの2種類に分けることができれば、選択するのが楽でいいかも知れません。良いものだけ食べるということができれば、理想的と思っているのかもしれません。けど、現実の世界では、そんなことは不可能です。
 食べ物が良いとか悪いと言っているのは、食べ物自体の持つ問題だけで決まることではなく、相対的な問題なのです。つまり、食べる人の体調、運動量、成長期か否か、季節気候、などと食物の持っている性質の関係で決まるわけです。
 たとえば、冷えたビールは、夏の暑いときに飲むととても美味しく、食欲を増してくれます。しかし、真冬で身体が冷えて震えそうなときに飲んだら、美味しいと感じないどころか、体調が崩れてしまうはずです。けどまた、同じその真冬に、激しい運動をして汗をいっぱいかいた後に飲むのであれば、「うまい!」ということになるわけです。
 ですから、知ってほしいのは、それぞれの食べ物の持つ性質なのです。自分の体質を知り、現在置かれている状況をきちんと認識し、それに合わせて、食物を選び、あるいは料理の仕方を選ぶなら、食物は、私たちの健康や能力を増進するのに大いに助けになりますし、生活を心豊かなものにしてくれます。
 食の世界は、私たちの命を養うものであり行為を扱っているだけに、大変奥の深い世界です。食の話を聞いたのを機に、ぜひ興味を持って、自ら本を読み、理解を深めていただければと思います。(豊文)

未来人の養成学校

 実は、さっきまで,シルバ・メソッドの卒業生のAさんと会っていました。B社に勤めていて、NBS日本速読教育連盟をもバックアップしてくれている一人です。けど、この方は、卒業生として受講に来てくれたことがあるものの、元々は私の基礎コースの卒業ではありません。けど、何となく覚えていて、久し振りに再会したら、私がよく研修でお世話になっているB社の社員になっていたのです。
 Aさんは、社内に能力開発のプログラムを残したいという思いを持っていると伺いましたので、では、久し振りに会いましょうということで、今晩久し振りに会ったわけです。彼は、20年ほど前、まだ高校生だったときにシルバ・メソッドを受講しているのですが、シルバ的な前向きな発想と行動が、しっかり身についていました。彼の表情や様子から、それが見て取れましたが、やはり、小さな奇跡的な偶然をたくさん体験していました。
 また、Aさんは、同じ社の後輩のC女史をつれてきてくれました。C女史は、シルバ・メソッドを受講してはいないのですが、生まれつきシルバ・メソッドで目指す能力が開けていたようで、小さいときから、不思議と思わず、いろいろなマインドで見る体験をしてきたことを話してくれました。
 まだまだ若い、けどそういう能力を持った二人が、B社の研修を担当し、発展させようとしていることに、私は、感動を覚えました。C女史に至っては、まだ30才そこそこの若さで、部長クラスの研修まで、担当しているというのです。B社には、新しい時代の風が吹いていると思いました。
 当社の「速読脳開発プログラム」と「シルバ・メソッド」でも、たくさんそのような人が育ってきています。本当に、知的にも体力的にも、次の世代を担い、そしてリードしていく若人が育ってきていると思っています。しかし、また別に、トレーニングを抜きにして、そんな感性を持った人たちが、世に現れてきているというのを、感じさせてもらった、今日の会合でした。
 いつも、地球温暖化の影響などを思い、暗くなりがちでしたが、今晩は、ちょっと明るい未来を見ました。未来人類の養成学校として、オモイガネも引き続き頑張ろうと思いを新たにした次第です。(豊文)

世界初の披露宴

 8日月曜日、当教室の講師の結婚式がありました。いえいえ、うちの講師とよその誰かではなく、なんと、うちの講師二人が、職場結婚したのです。すごいでしょ!大企業みたいでスゴイというのもそうなのですが、なんと、披露宴に10万字/分の「速読脳」たちが、7人も出席していたんです。こんな結婚披露宴は、世界で初めてのはずです。
 今までに二度、10万字/分の「速読脳」の結婚式に出席したことがあります。そのときは、列席した人たちは、10万字/分と聞いてもピント来なかったようでしたが、今度は、ちょっと違っていました。「速読脳」たちが3つのテーブルに分かれて座っていたのですが、どのテーブルからも、落ち着いた温かいオーラが溢れておりました。きっと、ご親族の皆様も、速読脳はただのテクニックではないことを、肌で感じてくれたのではないかと思います。
 そして、夕方からは受講生有志主催で、披露宴二次会が行われました。これがまた、60名以上の「速読脳」たちとその卵たちが参加し、とても、温かく、和やかに、にぎやかに、楽しく、盛大に行われました。私からも、主催してくれた有志の皆さんと馳せ参じてくれた皆さんに、感謝申し上げます。
 そして最後のビンゴゲームで、またまた「速読脳」たちは、力を見せてくれました。景品で「これは、ほしい!」と思うような人気商品を射止めるのは、たいてい「速読脳」たちなのです。今回も、ほとんどそうでした。毎年1月に開催される新年会(ゼッタイ、おすすめ!)でも、いつもそうなのです。
 速読脳はダテじゃないよ、ということですね。知識やテクニックだけでは決してできません。実際にトレーニングした人が、できているわけです。ですから、集中力が直感力になり、念力(?)になっても、おかしくはないですよね。
 そして、さらに今回は、「速読脳」たちは、パワーだけでなく、思いやりや温かさも、人並みはずれている所を見せてくれました。そんな発見をして、私もとても嬉しい結婚披露宴でした。(豊文)

 昨日、企業研修の件で、ある大手企業の方、お二人とお会いしました。私より3つ年上で、役員クラスの方です。お二人とも理科系出身ですが、人間に大変興味を持っておられ、特に、若い方の能力をどのようにして伸ばしていくか、そしてそれをどのようにして会社の発展につなげていくか、ということについて、一生懸命考えておられました。
 定年の数年前になると、仕事への意欲がなくなると言われるのに、直前でもなお次の世代に何かを残そうと情熱を燃やしていました。お一人の方は、アメリカで仕事をしておられたとき、心筋梗塞で倒れ、心臓が3分の1しか機能していないと言いながらも、目が輝いていました。
 私は、いったい何がそのような生き方をさせるのだろうかと、大変興味を持ちました。そのことをちょっと質問してみると、「社風でしょう」という答が返ってきました。教室に戻ってから、その会社の社訓を調べてみると、「夢・勇気・信頼」とありました。解説も含めて紹介すると、
 夢・・・・・常に夢をもって前進しよう。
       夢のないところに、創造と建設は生まれない。
 勇気・・・・常に勇気をもって実行しよう。
       実行力は矛盾と対決し、それを克服するところから生まれる。
 信頼・・・・常に信頼を得るよう心掛けよう。
       信頼は誠実と奉仕の精神から生まれる。
 「なるほど、『夢』か!」と、思いました。私自身、目先のことに追われて『夢』を追いかけることを、忘れていたような気がします。「目標を立てよ」とよく言われますが、『夢』というのは、途方もなく大きな夢です。小さな目標では、創造行為は生まれないし、遂行するための勇気も要りません。
 しかし、『夢』を実現しようとひとたび思ったら、今までにない新たな発想で、創造していかなければなりません。今、私たちが取り組んでいる速読脳の開発は、『夢』の実現なのだと思いました。「『夢』の実現だからこそ、新たな自分を創造していかなければならないのですね。訓練に取り組む意識、かける時間、等々、勇気を持って新たな自分を創造し、一歩一歩『夢』の実現に歩を進めて行きましょう。(豊文)