サポート電話、功を奏す

 8月から始めた「本気to本気」の教室改革も、3ヶ月を過ぎ、新しい授業の進め方にも、少し慣れてきました。やはり、腰を落ち着けて、アドバイスする時間を取るようにしたのは、非常にいいと感じています。講師も落ち着いて言えるし、受講生の皆さんも、落ち着いて聞く態勢ができます。その効果が、じわじわと受講生の皆さんの伸びに反映してきているように感じています。
 しかし、やはり、アドバイスの大事な点を見落としていたと後で気付くことや、十分に伝えられなかったと感じることがあります。そんなときは、サポートメール、サポート電話が威力を発揮します。先日、丁度そんな例がありました。
 Cクラスに入って、1年近くも経過しているAさん。読書速度が1〜2万字/分のところで、ウロウロしています。それなりには、伸びてきてはいるのですが、伸びが遅いのです。授業でも、Cクラスなら当然のはずの鎮まりが出てきません。自宅練習はどうかというと、それなりに、やっています。
 問題点は、はっきりしていますから、鎮まりを深くするためのアドバイスをしたのですが、授業後、訓練カルテを書きながら、何か腑に落ちません。見方のこの点ができていないと見て、そのことについて触れても、授業では、問題がないような答が返ってきます。確かに、本人は、そこに問題を感じていないはずで、だからこそ、同じ状態が続いてしまうわけです。
 そこで、もう一度、訓練カルテのこれまでの記載を、Bクラスのときにさかのぼって、丁寧に読んでみました。すると、私が感じたポイントを他の講師も感じていて、何度かそのことについての記載があり、修正のための訓練が施されています。私は、Aさんの訓練の仕方の間違いが、はっきり分かりました。
 後は、そのポイントにAさんが気が付くように、丁寧に、説明するだけです。その夜、Aさんに電話をしました。メールですと、どうしても一方的になり、伝えきれないからです。Aさんは、自分のおろそかにしていた見方のポイントに気が付いてくれました。
 それから2週間ほどして、Aさんが受講にやってきました。鎮まりと集中が以前と全然違っていました。「電話を頂いて、ハッと気が付きました。この見方で行けば3万字/分にも行けそうな気がしてきました」と明るく話してくれました。
 見方にしても、落ち着きにしても、目で見えないものです。それを口で伝えようとしても、また各自の個性的な理解の仕方が混じってしまいます。しかし、落ち着いているときに、大切なポイントを繰り返し説明すれば、たいていは理解してもらえます。そこに、サポート電話が役立つわけです。Aさんの嬉しい変化でした。(豊文)
PS:連盟会員で、まだ登録されていない方は、サポート電話・メールの可否をぜひ教室までお知らせください。

地球をヒーリングしよう

 毎週金曜日の朝に教室物語を楽しみにしてくださっている皆様、ゴメンナサイ!
先週は、余裕がなく、ほかのことを優先にさせてもらいました。他のことというのは、簡単に言うと、金曜日と土曜日に開催したウルトラセミナーの準備です。そんな日常業務で、とお叱りを受けそうですが、実は、直前に、セミナーでコンディショニング・サイクルとして使えそうなCDに巡り会ったのです。
 それが、なかなか良い内容で、急遽、何とかしてセミナーでみんなに聞かせたいと思ってしまったのです。ところが、いざ取りかかってみると、悲しい哉、英語のナレーションが、なかなか聞き取れないのです。もう少しヒアリングを訓練しておくべきだったと反省しながら、文字に起こし、翻訳し、何とか、ひとつだけ、新しいコンディショニング・サイクルに仕上げました。
 えっ、その内容は何だって?視覚化力を改善するための練習と、それをどのようにプログラミングや日常の生活に生かすかという内容でした。あの練習から、イメージが鮮明になったと言ってくれた方がおりましたから、きっと、効果があったと思います。次回のウルトラセミナーには、あと2つぐらい、新しいコンディショニング・サイクルを作って、セミナーの内容を充実させようと思っていますから、新しい方はもちろん、卒業生の方もぜひ、再受講にいらしてください。
 ウルトラセミナーの内容は、ヒーリングです。異常気象、温暖化の問題を取り上げ、地球のヒーリングをしましょうという話で、締めくくりました。この夏も、異常な暑さでしたから、受講生の皆さんも気になっていたことなのではないでしょうか?打ち上げでも引き続き話題になるほど、反響をいただきました。
 そのとき紹介した本は、「未来からの警告」(たま出版)です。ブラジルの未来を見て警告を発しているジュセリーノという人の話を書いた本です。ジュセリーノによれば、今年中に人類が意識を変えないと、後戻りが聞かなくなり、地球も人類も、大きな打撃を受けるとのことです。精神世界の本ですが、今回の地球環境問題の怖さは、科学者の見解も一致しているということです。科学者たちも、多少の年の違いはあれ、ある限界を超えてしまったら、気象が暴走し、立ち戻ることができないと言っています。
 セミナーを行いながら、「自ら行動し、また行動する人を増やしていかなければ」と、心から思いました。当連盟としても、シルバ・メソッドおもいかねとしても、行動を起こしていこうと思っているところです。(豊文)

自分を磨くためのもの

 サポートメールを、少しずつですが、各講師が出しています。返事が来たりすると、ちょっと嬉しく、そっとニッコリしたりしています。今日受講生のA女史から、こんなメールが来ました。
 「わが社の社長さんの息子さんは、大手のコンピューターソフト会社に勤めています。その息子さんが、これまで順調にエリートコースを歩んで来られたのですが、30才を過ぎると、もっと優秀な部下が入社してくるのだそうです。そこで、これからのことを考えるようになったようです。
 これから何をした良いのか悩んでいて、まず 本を読むことにしたのだそうです。本代は、会社が払ってくれるそうで、もっとたくさん読めるように「速読」(ハヤヨミと言ってました)を習って読んでいるそうです。
 そういうことなら、本気になりますよね。では、私の速読をする目的は?
何なんでしょう。。。」
 メールを読んで、とても気持ちが分かる気がしました。熱心に受講しながらも、心の片隅でそのように感じている方は、意外といるのではないかと思いました。私自身にも、実は、そのような冷めた目を持って、速読を見てきた面があるのです。
 社長の息子さんは、きっと会社の跡を継ぐのでしょう。しっかりした経営者になるために、本を読まなければならないということなのでしょう。そのような現実的な目標があって、訓練をするのは、それはそれでいいと思います。
 しかし、現実生活に役立つように速読の訓練をするということだけですと、長く続かないのではないでしょうか。なぜなら、2〜3倍も速く読めるようになれば、現実の生活では、十分なはずだからです。
 速読脳を開発して1万字/分以上の速度で読めるようになるというのは、自分を心身両面で変えることです。それは、この世の中で物質的によい生活をするためという発想では、追いつかないように思います。お金をもっと稼ぐことができるようにというのであれば、わざわざ苦労して自分を変えることをしなくても、ほかにやることがあるのではないでしょうか。
 この世の中で経済的に成功するということもいいのですが、それは目の前の限られた世界での成功のように思います。それは、相対的世界での成功です。この世に生まれて、絶対的に成功したと言えるためには、自分自身を向上させるしかないのではないでしょうか。
 それは、いつも人と比べて一喜一憂するのではなく、もっと大きな存在、つまり天とか、宇宙創造神とか、そういう存在に対峙して恥じない自分になることではないかと思います。身近に考えれば、死ぬときに自分の人生に満足して死ぬことができる自分になることだと思います。
 そのような生き方をするために、自分を磨き向上させる方法として「速読脳開発プログラム」を捉えて頂ければと思うのです。至らないことと恥じることが多い自分ですが、「速読脳開発プログラム」は、そのような生き方に役立つものであるようにと願いながら作ってきたつもりです。
 メールへの返事に代えて。(豊文)

恐るべし、マインドの力!

 先日の大阪セミナーに、10年前に3日間だけ受講し、10月から速読を再開したAさんが、参加しました。10月の2日間に続いて、11月も2日間の受講です。10月の再開時、本人は、教材も行方不明だし、訓練のやり方もすっかり忘れてしまったのでオープニングからということで、全くの初心者と同様にスタートしました。
 しかし、始めてみると、姿勢なども結構決まっています。やはり、潜在意識は覚えているものだなと感心しながら、オープニングを終えました。次の日のBクラスに入っても、訓練は順調に進み、Bクラス2日間を終えた段階で、5000字/分近くの読書速度になっていました。
 Aさんに、順調な伸びですよと話しかけたら、「実は、シルバ・メソッドで、訓練を始めたら思い出すと、プログラムしてきたんです」と笑顔で答えてくれました。私も「なるほど!」と納得しました。というのは、Aさんは、シルバ・メソッドを12年ほど前に受講し、その直後の癌の手術を、驚異的な回復で見事に乗り切った体験の持ち主だったからです。
 Aさんは、その体験談で、「願えば叶えられるという意思を自分の中に素直に取り込んで疑わなかったことが、自分をポジティブにしてくれた」と書いています。その意志、確信、ポジティブな姿勢を、速読の訓練でも生かすことができていると納得したわけです。
 本人が緊張していると言っても、私には、それほど緊張しているようには見えません。ゆったりと構えて、指示を素直に実行してくれます。Aさんのお仕事は、幼稚園の園長先生。そのほかに、子育てカウンセラーとしてお母さん方を指導しており、超多忙です。
 物事を前向きに捉えたとき、すべてが自分を育んでくれるのだと思います。Aさんが訓練で見せてくれた鎮まりは、病気や仕事をポジティブに乗り越えきた証なのだと思いました。唯一Aさんが、笑いながら言った否定的な言葉、それは、「ページめくりが追いつかない!」でした。最終測定での読書速度は、3万字/分を超えていました。まさに、「恐るべし、マインドの力!」でした。(豊文)

新フォーマットに託す「本気to本気」

 お待たせしました。期待の新テイクオフ・フォーマットの販売を開始しました。
 もっと多くの受講生の皆さんに「速読脳」開発の素晴らしさと喜びを味わっていただきたいと願って、この7月から「本気to本気」と称して、教室改革を工夫してきました。その方策のひとつとして、今まで教室だけで使っていたテイクオフ・フォーマットを、会員の皆さんに販売することに決め、すでに教室にいらした方には、予告してきました。
 今度販売するのは、今まで教室で使っていたものと同じではありません。ふたつの点で使いやすくなっています。第一に、テイクオフの見方を掴みやすいように、以前のフォーマットよりも二段階見やすいものから訓練がスタートするようになっています。これで、訓練を始めてすぐにでも、テイクオフの見方に入れるはずです。
 第二の改善点は、数字入りのフォーマットを加えたことです。「本当に見ているのかどうか分からない」という人のために、判断しやすいように付け加えたわけです。これで、見方が曖昧なまま進む人はいなくなるものと思います。当然、枚数は増え、14枚の充実したものになりました。
 もともと、テイクオフ・フォーマットは教本での見方を習得しやすくするための、補助教材です。教室の指導用に作りましたので、これを販売するという発想はまったくありませんでした。教本のように個人では作れないものは、教材としてきましたが、テイクオフ・フォーマットは、工夫すれば自分でも似たものを作ることができますから、販売の対象とは考えていなかったわけです。
 しかし今回、何人かの受講生の方から、教室で使っているものがほしいというお話しを頂いたこともあり、販売することを検討しました。確かに、自宅でも同じものを使っていただくことで、教室と自宅の練習に連続性ができ、受講生の皆さんは自宅練習がしやすくなります。宿題を出すのも容易になります。
 あれだけのノウハウの詰まったものは教室だけで、という意見もあったのですが、講師と受講生とともに力を合わせて、「本気to本気」で「速読脳」開発していくために、思い切って販売に踏み切ったわけです。一人でも多くの皆さんの「速読脳」開花を、心から願う次第です。(豊文)