「速読脳」はキレイから

 先日、岡山の受講生Aさんから、メールを頂きました。
本屋で、キレイになる秘訣をたくさん書いてある本を見つけて読んでみたという話です。そのなかで、当教室でもお勧めしている真向法とパタカラを推薦しているとのことで、Aさんは、「速読をするとキレイももれなくついてくるのですね。」
と結んでいました。
 実に、そうなのです。速読をするとキレイになるのです。「速読脳」を開発すると、さらに、もっと美しくなるのです。
以前から、そう思っていましたが、「速読脳」を開くと本当に美しくなるのです。もちろん、それは心の深い落着きからきたもののはずです。心と身体は心身一如、不即不離ですから、外見も美しくなるのが当たり前なのだと思います。
 「速読脳」は、最終的には、心の深い落着きからくる美しさで締めくくるわけですが、そこに至る過程では、身体面から鎮まりを作ろうとしていきます。ちょっと考えてみても、Aさんがあげたよりももっとたくさんのキレイになる方法が、この「速読脳開発プログラム」には入っています。
 心の深い落着き、つまり鎮まりを作るというのは、心のバグを除くことです。心は見えないですから、そのバグを除くのは難しいところがあります。しかし、心身一如ですから、心のバグを除こうと思ったら、まず身体のバグを除けばいいのです。
 身体のバグを除くにはそうすればいいのか。それには、身体の内面を掃除して、内側から健康になることはもちろん根本であり、最終的に不可欠です。いろいろな健康を維持する方法や食生活について説明し、指導しているのはここに理由があるわけです。
 けどその前に、心と直結しているところをチェックすることから始めるのがいいと思います。それは、表情です。いつも、恐い顔をしている人、ブスッとしている人、悲しい顔をしている人、笑顔の人など、いろいろいらっしゃいます。表情の要は、目です。忙しい世の中のせいでしょうか、目に力を入れている方を多く見かけます。心を緊張させることが、習慣になっているのだと思います。
 日常から、穏やかな眼差し、穏やかな表情、優しい眼差し、優しい表情を心掛けてみてはいかがでしょうか。それが、キレイにつながり、美しさに繋がり、さらに「速読脳」につながるからです。ちなみに、Aさんが紹介してくれたその本は、
トップモデルが明かす 体が生まれ変わる『キレイ生活』」、宇佐美恵子著、三笠書房・王様文庫、¥500
でした。(豊文)

嘆息の思い、新た

 先週の金土日曜日は、岡山セミナーでした。岡山としては、めずらしく、地元の方2名を含む3名の方が新たに入会されました。しかも、3人とも、順調に伸び、テイクオフの見方を掴んでくれました。
 なかでも、順調に訓練が進んだのが、徳島県から来られた男性のAさん。30才の青年で、本をたくさん読みたいとの動機で、会員の方の紹介で入会されました。学ぶのに熱心な方で、以前この欄でも紹介した坂田道信先生の「はがき道」も実践しておられます。
 私の話すことを素直に受け入れてくれますし、とても、落ち着いていて、自分の集中状態を観察することもできます。そう話しかけたら、「何もない、落ち着くようなところに住んでいるんです」と笑っておりました。
 詳しくは分からないのですが、山の方の自然豊かなところで、築90年の古い民家に住み、そこで民宿をやっておられるとのこと。食事も、オープニングでお話しする以上のことを実践しており、昭和30年代の高度成長期以前の日本人のような「食」と「住」の生き方をされている方でした。
 Aさんのように自然と共に生きること、そして加工度が低く、添加物の少ない自然な食物を食することは、昭和30年代以前は、当たり前のことでした。テレビも、ゲームもありませんでした。これらの食、住環境の影響を最も受けるのが視覚認知能力なのです。
 便利さ、楽しさを満たすことが社会の進歩として、それを追求してきたわけですが、大きな陥穽に落ちていたように思います。社会全体が陥穽に落ちているわけですから、個人的に気がつくことは希です。自ら気づき、変革していくほかはありません。
 「速読脳」を追求しているうちに「生き方脳」の追求になりつつある今日この頃ですが、Aさんの訓練ぶりとその伸びを見て嬉しく思うと同時に、「本当に、日本人の能力は低下したんだろうな!」という嘆息の思いを、新たにした次第です。(豊文)

速読脳を開発して親になる!?

 5月30日、大阪教室のAさんが元気な男の子を出産しました。大阪教室の皆さんは、大きなお腹をしながら、5月始めのセミナーまで参加していたのをご記憶のことと思います。セミナーに参加すると体調が良くなるとのことで、初産にもかかわらず、つわりもなく、お腹のお子さんと一緒に訓練して、どんどんCクラスの実力を伸ばしてきました。
 世間一般では、月満ちるまでお腹に赤ちゃんを保てない方が多くなっているとのことですが、さすがに、食生活を改善して久しいCクラスの一人とあって、訓練も見事でしたが、出産も実にお見事でした。早速お祝いのメールを送りました。
 そして先日の大阪セミナー。今度はBさんから、奥さんに赤ちゃんができたとの報告を頂きました。Bさんご夫妻は、去年一緒に速読を始めました。その後お二人とも、シルバ・メソッドも受講し、さらに食生活を改善して、Bさんは、急速に速読脳を開き、Cクラスもかなり上のレベルに達しています。
 Bさんは、結婚して9年目とのことですが、「これまでは、自分が子供みたいなものですから、子供をつくる気にならなかったのです」とのこと。しかし、「速読脳」を開発し、読書力が大きく向上した今、親となり、子供を育てることに自信が出てきたということのようでした。おそらく、シルバ・メソッドで、肯定的な考え方や直感力が身についてきたことも、親として生きていく自信になっているのではないかと察します。
 甘い物を多く食べていると、ストレスに弱くなりますから、精神的成長が遅れるように思います。「親になる」と肚を決めるのが、遅くなるわけです。もちろん肉体面でも、つわりもお産も辛いものになります。少子化が進んでいる現代ですが、その裏には、このような食べ物の影響も作用しているのではないでしょうか。
 Aさんの出産までの様子を見、そして親となることを決断したBさんの話を聞いて、「速読脳開発プログラム」の訓練や、その基盤を作るためにやっていることが、私たち自身を成長させ、次世代に生命をつなぐことに役立つという実感を強くした次第です。(豊文)
 

道具は使って身につける

 以前から不思議に思っていることがあります。
 それは、読書速度がまだ2,3倍なのに、すごく喜んで、実際に試験に受かるという結果を出したり、仕事に役立っていますと言ってくれる人がいる一方で、1万字/分に達しても、さほど変化を感じていないように見受けられる人がいることです。
 本を読みたい、あるいは、本をたくさん読まなければならないという状況にある人にとって、2倍の速度で読めるということは大変なことです。2倍の量の本を読めるということですから、本を積み重ねなくても、そのすごさは想像できると思います。
 2倍の速度で読めるようになったら、集中力も、すごい変化です。大分前ですが、60代の方がいらして、一冊の本を集中して読み切れるようになったということで、大変喜んでくれました。根気が続かなくて、本を読み切れなかったのに、ものすごく集中力がついたと感激しておりました。この方は、それに自信を得て、その後、ある大都市の議会議長を務められました。
 思うに、能力というのは、道具のようなものです。ほしいと思って道具を買っても、そのまましまっておくことがあります。手に入れたこと自体で満足するということもありますし、いつか、使う必要に迫られたら出してくればいいという考えもあります。
買ったからといって、すぐ使わなければならないということはないわけです。
 けど、今それが必要で買った人は、その道具をすぐに使い始めます。安物であっても、性能がよくない道具であっても、あるいは、その道具の使い方が下手であっても、そんなことはお構いなしに、どんどん使っていきます。子供のように使いたくてワクワクしている方も、どんどん使います。使うと、その道具のすごさが分かり、買って良かったということになります。
 その道具を使い始めれば、さらに使おうとしますし、次第に使い慣れて、使い方に習熟していきます。道具がまさに自分の一部となって、使い方にさらに上達していくことになります。どんどん上達していていくプラスの循環です。
 姿勢を良くするだけでも、目をぱっちり開くだけでも、丹田呼吸を取り入れるだけでも、以前よりもずっとすごい能力を発揮できるはずです。もちろん、「速読脳」を開発してから、本をたくさん読むということでもいいのですが、今すでに使える能力をどんどん使っていくなら、「速読脳」が開発も早くなり、開発されたときは、即、身についたものになるのです。
 教室の測定で、一万字/分の読書速度を出しながら、自分の変化が分からないと言った方は、日常、全然本を読んでいない方でした。新聞でも、雑誌でも、本でも、どんどん読んでいきましょう。フォーマットNo.1でテイクオフできたら、新聞には、すぐ応用できるはず。「速読脳」の成長を実感しながら、プラスの循環で、「速読脳」開発を目指してほしいと思う次第です。(豊文)