あなたもオリンピック選手

 北京オリンピックが近づいてきました。今から、テレビで見るのを楽しみにしている方も多いと思います。世界のトップアスリートたちが集まって繰り広げる競技は、迫力があるだけでなく、美しくもありますね。人間の持つ能力の限界を追求したことから生まれる迫力と美しさと言えるでしょう。
 そう、どんなことでも、能力の限界を追求したものには迫力と美しさがありますね。実は、指導している私が言うのもナンですが、速読脳にも、迫力と美しさがあるのです。当教室の「速読脳開発プログラム」では、文字を順に追って読み取っていく能力とそれを理解していく能力の限界を追求しています。限界を追求していますから、迫力と美しさがあるのです。
 本当に限界かって?そう、本当に限界なんです。なぜかと言うと、限界までくると、それは人間の持つ機能の限界ですから、みんな同じような記録になるのです。陸上競技の花であるマラソンでも、100メートル走でも、それぞれのオリンピック記録は世界記録とほとんど同じです。予選で落ちた選手でさえ、工学的目から見たら、その値は誤差範囲のうちです。
 速読眼ができると、男女差や年齢差にかかわらず、皆8,000〜10,000字/分に達します。理解して読む速度は、自宅練習で17万字/分まで行ったという人がいますが、教室では16万字/分。これも、男女差、年齢に関係なくほとんど同じ値に達しているわけです。「速読脳開発プログラム」では、読書能力の限界を追求しているということに、納得して頂けましたでしょうか。
 えっ、私はレベルが低いから、関係ないですって?そうじゃないんです。それぞれ今持っている能力の限界を追求しているわけですから、日々の練習は、オリンピックに参加しているようなものです。確かに、全員、国内の地方予選から参加していくわけですが、オリンピックと違うのは、全員勝ち残っていける可能性があることです。
 しかも、どうすれば記録を伸ばせるかというトレーニングカリキュラムがはっきりしていますから、北京オリンピックよりは、ずっとずっと参加し易いはずです。当教室のオリンピック本番は、9月23日に開催される百読会です。選手として参加されるのも良し、観客として選手の迫力と美を堪能するのも良し。目指せ、百読会!乗れ、スーパー特急!(豊文)

人生好転のきっかけの場に

 今、先週に続いて岡山に来ています。岡山での、年1回のシルバ・メソッド基礎コースです。今回は、新規の方は少ないのですが、卒業生の方がたくさん集まってくれて、有り難い限りです。速読に参加している方には、時々お会いしているわけですが、今回は、シルバ・メソッドだけの受講生で、2、3年ぶりにお会いした方もおりました。
 シルバ・メソッドは、潜在意識という通常意識されていない自分を扱っています。それだけに、自分を振り返り、自己を観察するという生活習慣をある程度持っていないと、分かりにくい面があります。セミナーは、簡単に言えば、リラクセイション、セルフコントロール、右脳開発と進んでいきますが、そこで用いるコントロールの手段は、イメージですから、イメージが苦手の人には、また分かりにくいのです。
 イメージが苦手の人は、右脳をあまり使っていない人が多く、緊張が強かったり、何となく人生がうまくいかないという人が多いのです。そこを変えようと、シルバ・メソッドに参加されるわけですが、右脳からの情報をキャッチしにくい方は、セミナー中は、ピンと来るものがないこともあります。しかし、そのような方も潜在意識は、セミナーで学んでいますから、受講後、人生が好転していくのです。
 今回も、受講してから何となくいいことが起こるようになったという方や、必要に迫られてロングリラックスを集中的に練習したら、イメージが急にできるようになったという方がおりました。講師としては、嬉しい限りです。今回受講した感想としても、「初めて受けたときは、イメージが全然わかなかったのに、今回は驚くほどうまくできます」と言っておりました。
 シルバ・メソッドも「速読脳開発プログラム」も、繰り返し受講して頂くことで、大きな効果を上げることができます。繰り返し受講してもらえるような場を作り、講義の内容を工夫することは、講師の重要な役割だと思っています。引き続き、皆さんの人生好転のきっかけの場になるよう、努力していきたいと思った次第です。(豊文)

アルコール

 今、岡山に来ています。もちろん、昨日は、集中セミナーでした。
岡山セミナーは、地元の方はむしろ少なく、東は大阪や姫路、西は、福岡や山口、北は島根、南は四国の徳島、愛媛、香川から来てくださっています。交通費までかけて参加してくださるので、本当に有り難く、ぜひ伸びてほしいと願いながらセミナーをやっています。
 昨日のこと。その遠くから来ている一人のAさん、一時間目の測定直後から、「いやあ、夕べ飲んでしまいましてね」とちょっと後悔している様子。訓練に入っても、ここ数回でできてきていた見方ができません。目がおかしい、思うように速読の見方がコントロールできないというわけです。
 結局、新しい気付きはあったものの、訓練の段階は前回までも進みませんでした。「どのくらい飲んだんですか?」「焼酎をロックで」「それで、どのくらい?」「それが何杯か、よう覚えとらんのです」それは、結構いってますよね。
 適当に飲めば、ストレスを緩和して、楽しさを増してくれる「百薬の長」であるわけですが、飲み過ぎると、「目は肝の窓」ですから、途端に目に来ます。ですから二日酔いの状態で、「速読眼」を作る訓練をするのは、ちょっと無理があります。えっ、じゃあ「速読脳」の訓練なら大丈夫かって?いえいえ、目が酔っぱらっているということは、脳も酔っぱらっているわけです。
 東京の話。Cクラスに入って大分になるBさん、なかなか伸びてこないのです。とにかく、鎮まりません。Cクラスにふさわしいだけの鎮まりと集中が出てこないのです。食べ物のことを尋ねても、特に問題はないと言います。別に、特別な精神的悩みがあるわけでもありません。原因ははっきりしないけど、坐禅断食なら変化が出てくるはずと思ってお勧めしたのですが、参加しても、変化を感じないと言います。おかしい、何かあるはずだ!
 そして、先日。謎が解けました。限界挑戦コースで受講生の食生活をチェックしている講師の山守が聞き出してくれました。原因は、毎晩飲んでいるアルコールでした。それだけ飲んでいたら、何をしても、効果は相殺されます、というぐらいの量でした。
 お酒も甘い物も、ともに、もともと季節のお祭りや冠婚葬祭の時のものです。お酒を毎日お祭りのように飲んでいたら、心身に影響がでないわけがありません。健康のためということで飲むとすれば、よほど少量です。白砂糖や甘い物は、脳によいなどと誤った宣伝がされていますので、注意を喚起してきましたが、お酒は飲めばすぐ酔うのですから、影響するのは当然わかるはずと思って、あまり取り上げていませんでした。
 お酒も甘い物もこのストレス社会で生きていくために生み出された、生活のなかの薬です。うまく使えば、本物の薬のお世話になるのを防いでくれます。しかし、薬ですからさじ加減を間違えると、能力開発はもちろん、健康さえもとんでもないということになります。日々の食事や運動をしっかりして、たまに摂るお酒や甘い物を楽しめる身体にしておきましょう。そしてセミナー前日の深酒、甘い物は、避けましょうね。(豊文)

速読は走りに通ず

 今回は、課外授業(?)の教室物語です。別に、特別な授業をやったという話ではなく、娘の陸上競技大会を見てきたという、ちょっと個人的な話です。この前の日曜日、高校で陸上競技部に属している娘の引退試合ということで、雨のなか高校生たちの走る姿をのぞきにいってきました。土日はほとんど休みがない私ですので、子供孝行も一度ぐらいはしておきたいと思って、大会をのぞいてきたわけです。
 けど、これがなかなか、面白かったのです。小学生のときから膝の関節炎を患った私は、走ることは苦手中の苦手です。けど、速読の姿勢を研究しているうちに、走るのに通じるものがあることは、ちょっとわかってきていたのです。娘にはそのアドバイスをちょっとしておいたのですが、そのせいか、走るフォームも大分キレイになり、記録も伸びてきました。よかった、よかったというのは、親ばかの話です。
 それはさておいて、男子5000m走で、「すごいな!」と感嘆させる選手がいました。途中トップグループから飛び出して他を寄せつけず、そのままゴールしました。飛ぶように走っているという形容がぴったりで、時間とともにスピードが伸びているように思われました。その走るフォームは、私には、明らかに大腰筋を使ったもののように見えました。
 大腰筋については授業のときに聞いたことのある方もいると思いますが、この筋肉がしっかりしていないと、腰が立たないのです。腰が、決まっていないと鎮まりも集中力も不安定になってしまいますから、速読の訓練においても、大腰筋を使えるようになることは、とても重要なわけです。座った静的な状態で持続するのも簡単ではありませんが、走りながらの動的な状態で使い続けるのはさらに難しいと思います。いやあ、本当に見事な走りでした。
 逆に、ごく少なかったのですが、「そのフォームだと走れないよ、もっと肩を下げて!」と、叫びたくなるような選手もおりました。もちろん、最後尾の選手です。明らかに、走ることに集中できず、いろいろ考えてしまっている様子が見えます。気が上がってしまっては実力を発揮できないことは、これもやはり速読と同じです。けど、完走したのは立派。
 日頃、最近の若者は体力が今ひとつで云々、と言ったりしている私ですが、さすがに走り込んでいる高校生だけあって、姿勢もよく、そのたくましさは頼もしい限りでした。これなら、これが日本の未来を託せるかもしれないと思えた、ちょっと嬉しい大会でした。
(豊文)