本年を振り返って

 あと2時間半ほどで、本年もお仕舞いになります。振り返ってみると,突っ走った1年という感じです。本当に,いろいろありました。
 なかでも,教室に取って,本年1番の出来事は,やはり坐禅断食会を始めたことだと思います。3月から、11月まで計6回開催でき、参加者の延べ人数は、スタッフをいれて,212名にもなりました。そして、多くの方が訓練に大きな効果をあることを身を以て証明してくれました。参加してくださった皆さん,有り難うございました。
 鎮まりの分からなかった人が分かるようになる,鎮まりを深くすることができなかった人が深く鎮まることができるようになる、そして姿勢が改善され,健康状態が良くなり,訓練が進むようになる。この変化は,大変なことです。分かっている人にとっては何でもないことですが,分からない人にとっては,まさに五里霧中で、自分をどうコントロールしたらいいのか分からないのが,鎮まりなのです。
 鎮まりは、「速読脳」開発の大切な基礎でありながら、言葉での説明で掴んでもらうのは容易でありませんでした。しかしその鎮まりを身を以て体験し,体得できるセミナーができたわけですから、本当によかったと思います。坐禅断食会に参加して,鎮まりや健康状態を改善し,突き当たっていた訓練の壁を越えられた方は、数えることができないほどでした。
 昨日で,冬期集中セミナーの8日目を終えたわけですが,このことの影響が,着実に表れてきているように感じました。一クラスのなかの、「速読脳」開発レベルの人の割合が,確実に増えています。一昨日は、定員24名いっぱいの参加で,そのうち10名が,「速読脳」開発クラスでした。私が記憶するなかで,もっとも多い人数だと思います。大阪教室でも岡山教室でもそう感じていたのですが,上級者の割合が増えてきています。それだけ,より確実の伸ばせるようになってきているということが言えると思います。
 今年の入賞者の審査をほぼ終えましたが,ニューブレイン賞、優秀賞,最優秀賞を合わせて、合計17名(18名になる可能性あり)で,過去最多です。素晴らしいことです。これが、今年2番目に大きな出来事だと思います。
 「飽食の時代」と言われるようになって,20年以上が過ぎていると思います。私たちは,知らず知らずのうちに,食べ過ぎたり、味覚を狂わせて身体に悪いものを食べるようになってしまったわけですが、坐禅断食は、それに気付かせ,味覚を修正してくれます。心身両面からの,機能回復法であるということができます。
 個人的にも、「突っ走った1年」と前述しましたが,これまでで最もハードなスケジュールで活動した一年でした。一度も倒れることなく活動できたのは,坐禅断食に負ううところが大きいということができます。日々、身体が丈夫になっていくのを実感した一年でした。坐禅断食の方法を創案してくださった野口法蔵師、故甲田光雄医師に、感謝を捧げたいと思います。
 最後になりますが,本年も教室物語におつきあいくださいまして,本当に有り難うございました。ここ2ヶ月ほど、不定期になってしまいましたが,また徐々にペースを取り戻していくつもりですので、引き続きご愛読くださいますよう,お願い申し上げます。来る年が,皆様の心身能力を飛躍させる一年となりますように!(豊文)

岡山教室13年目を過ぎて

 今、新幹線「のぞみ」のなかで、この教室物語を書いています。岡山教室でのセミナーを終え、東京に帰る途中です。1996年に始まった岡山セミナーは、まもなく14年目を迎えようとしています。受講生の皆さんはもちろん、会場を提供してくださっているサン・クリニックを始め、たくさんの方の好意に助けられて、続けることができました。この場を借りて、厚く御礼申し上げます。
 岡山教室の特徴は、ガンガン練習する人は少ないのですが、長く続けている方が多いことのように思います。それだけ、忙しい方が多いということでもあり、今回の現況欄の記録にも、「全然練習できませんでした。一ヶ月経つのは早いですね」と、書いていた方が、結構おりました。けど、続けていると、伸びてくるのです。
 昨日の土曜日、受講生11名中5名が速読脳開発クラス。午後一般書を読む訓練に入って、タイマーを渡そうとしたら、タイマーが3個しかないのです。予備のストップウォッチが1個あったのと、教材棚に新品のタイマーが1個あったのを思い出して、それを下ろしたので、ことなきを得ましたが、ちょっとビックリでした。長く続けている方が多いので、速読脳開発クラスが多くなっているのを実感したセミナーでした。
 今日はまた、ちょうど1年ぶりに参加してくれた受講生がおりました。練習状況は、例によって、「ほとんどできておりません」とのこと。けど、1年前よりも、ずっと良い訓練ができました。本人が言うには、「仕事が目の前に山と積まれているので、本当にマスターしなくてはいけなくなった」とのことで、訓練に集中すること、真剣そのもの。昨年は、ずいぶん眠りに落ちていたように記憶するのですが、私の記憶違いだったかなと思うほどでした。本気で取り組むことの大切さを、再確認させてくれました。
 そうそう、この時期になると来年の新年会で表彰される受賞者が話題になります。そういう目で、訓練記録を見ていたのですが、岡山教室からも、入賞者が3人位は出そうでした。正式な決定は、詳細に検討してからになりますが、受講生が少ない岡山教室であるにも拘わらず、受賞レベルに達している方がこれだけいるということは、大変嬉しく、有り難いことです。
 というわけで、来月は岡山でも新年会を開くことにしました。1月17日土曜日、セミナー終了後の予定です。最近足が遠のいている受講生はもちろん、ほかの教室からの参加も大歓迎です。参加ご希望の方は、本部教室宛にご一報ください。(豊文)

子育ての本?

 久し振りの教室物語になってしまいました。ときどき、アクセスしてくださった方、ゴメンなさい。
新著「頭がよくなる超読書法」が、11月19日店頭発売になりました。お読みくださった方も多いことと思います。先週の金曜日に、日経にPHPの広告欄の一冊として紹介されていましたので、PHPでも力を入れてくれているようです。有り難いことです。
 本の中に、読後感を書いて送る葉書が挟んであるのですが、出版社の方でも、その葉書がかえってくることは少ないようで、読んだ感想を得るのは難しいことのようです。が、今はメールの時代、直接、メールで次のような感想を頂きました。保育園を経営している受講生のAさんです。
 「速読の理論が改めて良く理解できたように思います。
読みやすく、だれにでも理解しやすい、やさしい言葉を使われているのが印象的です。
読書の大切さは、いつも私たちが思っていることだったので、読みながら、どのように速読と繋がっていくのかと思いながら読ませていただきました。この本はこれから子育てをされるご家庭にお勧めですね。育児書としても必見だと思います。」
 本の中に、読解力を発達させるには子育てのときの親の接し方が大事であるということを書いてありますので、それを読みとってくれました。保育園の図書コーナーに、5冊置いてくれたとのこと。本当に感謝です。
 そしたら、続いて、その図書コーナーの本を読んだ、ひとりのお母さんからの感想を送ってくれました。
「良い本を紹介していただいてありがとうございました。主人と一緒に読みました。
両親ともに読書好きで良く読む方ですが、この本に書いてあるところまでは考えていませんでした。とりあえず本の好きな子どもになれるよう、絵本の読み聞かせ、さぼらないで頑張ります。
『子育てに役にたちますよ。』と先生に言われて読んでみたのですが、親にとっても考えさせられました。特に興味を持ったのは右脳と左脳の協調性というところです。論理的思考を育てる。というところも気になりました。
家庭に中でも、生活の場、遊びの場など大切にして、右脳、左脳が刺激しあい、協調しあえるようにしてあげたいね。そして色色なことに関係づけ考える力を育てるよう、環境を作ることも大切だとと主人と話し合いました。他にも、身体のこと、食のこと多くを考えさせられました。」
 読書の本であり、速読の本なのですが、読書能力を開発する準備の子育てや健康に役立つ本であると、受け止めてもらえました。速読法を通して、世の中が少しでも良くなっていけばと思っていますので、嬉しい感想でした。(豊文)