坐禅「断食会」から、断食「座禅会」へ

昨夜、坐禅断食会を終えて帰ってきました。
今回は、私たちスタッフを入れて全部で25名、まったく初めての方も5名おりました。いつもよりやや少なめの会となりましたが、遠くは、なんとイタリアからの参加者がおりました。ネットで、地球の反対側からこのセミナーを見つけてくるのですから、本当にすごい時代になったものです。
いえいえイタリア人ではありませんで、イタリアに住んでおられる日本人で、帰国に合わせて参加してくれたというわけです。一瞬、坐禅断食の説明や号令を英語でやっているのをイメージしてしまいました。そんな時が来るかもしれませんが、今日お話ししたいのは、そのことではありません。
実は、速読の授業でも鎮まりと集中が良くなると、言葉では言い表し難い感覚があるのですが、今回の会では、それがしっかり感じられました。坐禅断食会では、初めてのように思います。けど、考えてみると、なるほどと納得できました。
まずひとつの理由は、初めての方が5人おりましたが、具合の悪くなる人がおられなかったこと。もちろん、ちょっとフラフラしたという方はいたのですが、私の目から見て、具合が悪くなりそうで注意していなくてはいけないという人がいなかったのです。このこと自体、初めてだと思います。これが、みんなが無意識的にも心を乱さずに坐禅ができた第一の理由と考えます。
2つ目の理由は、なんと速読Cクラスが、9名もいたことだと思います。そのなかには、百読会260冊という記録保持者のAさんや、10万字/分を越えてなお練習に励んでおられるBさんなど、錚々たるメンバーがおりました。このCクラスメンバーの発するバイブレーションが、今回の心地よく、かつ深い鎮まりと集中を醸し出す雰囲気に繋がったのだろうと思います。
私自身、毎回何かしらの良い感覚が掴めるのですが、今回も良いものを得られました。同様に、よい鎮まりの感覚を掴めたと感想を述べた方が、数人おりました。健康の増進を目的としてはじめた坐禅断食会ですが、10回目にして、精神面でも向上を目指ざすことのできる断食「座禅会」になってきたように思います。
そこに坐っているだけで、周囲に良い影響を及ぼすというのは本当に素晴らしいことです。Cクラスの皆さんには、また繰り返し参加して頂きたいですし、入会して間もない方にも、より深い鎮まりを自分のものにするために、是非積極的に参加されることをお勧めしたいと思います。
最後に、いつものことですが、特に今回はスタッフが3人だけでしたので、参加された皆さんにいろいろお手伝いをしていただきました。本当に有り難うございました。(豊文)

最大のコツ

ブログを読んでくださっている皆さん、訓練は順調に進んでいますか?正直なところ、いつも会員の皆さんの訓練が順調に進んでいるか気になっているのです。そこで今回は、早く伸びるコツについて、お話ししたいと思います。
「分かってます、自宅訓練ですよね。それがなかなかできなくて・・・」なんて、心の中でつぶやいた方もおられるのでは? 
それもそうなんですが、机に向かわなくても、パソコンを打つときも姿勢に気をつけるとか、気持ちを落ち着けて仕事をするようにしているとか、お風呂に入ったときは、壁のタイルでテイクオフの練習をするとか、それも立派な「速読脳開発プログラム」の訓練ですから、結構自宅訓練をやっておられるのではないかと思います。
要は、日常も心の片隅に訓練をおいておくということになのですが、毎回「訓練できていません」と書きながら、伸びの早い方がいるのです。大阪教室のAさんが、その人。実は、ここのところ、大阪教室には伸びの順調な方が2人いるのです。
Aさんは、去年の11月、もう一人のBさんは今年の2月入会です。お二人とも、もう第二読書訓練に入っています。どうして伸びが早いのか、私もちょっと探ってみました。
Aさんの特徴は、身体が柔軟なことです。準備体操の前屈では、床に無理なく手が着きますし、お話によると、開脚前屈でも床に胸が着くとのこと。そのぐらい柔軟ですから、体力もあるんです。徹夜に近い状態でセミナーに参加しても、午後からはしっかり集中した訓練ができるぐらいです。
「それは、特別な人じゃないの?」と思われるかもしれませんが、もともと身体が弱かったんだそうです。それを何とか克服しようと食事に気をつけていたら、その食事は、教室で指導している食事と同じだったんだそうです。そして、柔軟体操にも励んだ結果ということなんです。入会する前に、訓練する準備が整っていたような方です。
Bさんの特徴は、気持ちがまっすぐなことです。いろいろな説明を、言葉通りに聞いて素直に実行してくれます。まだお若いのですが、訓練している自分をよく観察できているように、見受けます。
このように書くと、急に身体は柔らかくならないし、性格もすぐには変わらないよと言われそうです。けど、次の点は、皆さんも今すぐにできるはず。しかも、お二人に共通していることなんです。それは、2人とも訓練をとても楽しんでやっていることです。
特に、Bさんは、家に帰って練習するのが楽しみで、会社から急いで帰るというほどです。「訓練で少しずつだけど、自分が変わっていくのが楽しくてしょうがない」と言っておりました。やっている訓練がうまくできてもできなくても、「楽しんでやる」こと。これが、訓練最大のコツと言えそうです。(豊文)

鎮まりを身にまとう

また、鎮まりの話をしようと思います。
「鎮まり」とか「鎮まる」という言葉は、日常ほとんど目にすることがないと思います。ずいぶん前のことですが、「速読脳開発プログラム」で目指す心の状態を何という言葉で表せばいいかといろいろ思い悩んだ結果、この言葉を選んだのです。ですから、当教室独特の言葉です。
何となく、言い表したいところは分かってもらえると思いますが、一般的には、「鎮魂」という言葉はあるものの、「意識の鎮まり」とか、「心を鎮める」という表現は、あまり使われません。もちろん「静まり」という言葉はありますが、「静まり」では、意図するところが表せません。
ところが先日、「鎮まり」「鎮まる」を同じ意味で使っている本に出会いました。初めてのことなので、ちょっと感激したのですが、それは、やはり、瞑想関係の本でした。「速読脳」を開発して本を読むことは、日頃言っているとおり、読書瞑想なのですね。
その本によると、悟りを開いた覚者は、「鎮まりを身にまとう」というのです。「まとう」という言葉も、日常会話ではあまり使わない言葉ですが、漢字で書くと「纏う」です。辞書を引くと、実につまらない説明で、「着る。身につける。英語ではwear」と書いてあります。
私の言語感覚ですと、「まとう」というのは、着るよりももっと重さを感じさせない軽さがあり、空間的にも身体の表面からちょっと離れたところまで行き渡っているようなニュアンスを感じるのですが、皆さんはいかがでしょうか。
とにかく私は、このという言葉に出会って、とても感激しました。これまで、「鎮まり」を心や意識の状態を表す表現として使ってきたわけですが、「鎮まりを身にまとう」という表現に出会って、「鎮まり」が身についたときの様子、鎮まった人の立ち居振る舞いが、イメージとして彷彿としてきました。
授業の冒頭で、この話をしましたら、??という顔をしているBクラスのメンバーの中で、CクラスのHさんだけが、大きく肯いて「心に沁みました」と所感を書いてくれました。きっと同じイメージを感じとってくれたものと思います。このイメージが分かると、日常的に鎮まりの訓練ができるわけで、訓練の進みも早くなるはずです。
「エッ、全然分かんない?」
その場合は、シルバ・メソッドを受けること必須!
シルバ・メソッドで、ぜひリラックス力と、イメージ力を鍛えてくださいね。
(豊文)

全国大会5位!

昨夜、渋谷教室の夜の授業に入りました。ここしばらくほとんど毎週定期的に受講にいらしているTさんから、嬉しいニュースを聞きました。
Tさんの訓練の進め方は、とても厳密です。姿勢のわずかなズレや左右の目の使い方のズレなど、完璧なまでに調整して、テイクオフの見方を安定させます。私の方が、「そこまで厳密に調整しなくてもテイクオフできるよ」と言いたくなるぐらい、徹底して調整するのです。そういう方は、そうおりません。その甲斐あって、最近は座るとすぐに、姿勢も目使いも決まるようになってきました。
ひと月ほど前だったでしょうか、Tさんからスポーツ吹矢の東京都大会で優勝したというお話を伺いました。それで、彼が
スポーツ吹矢をやっていることが分かったのですが、スポーツ吹矢ってどんなものか、よく知りませんでした。ネットで調べてみると、6m、8mまたは10m離れたところから、的に向かって、腹式呼吸で矢を吹き放ち、得点を競う競技とのこと。Tさんが、姿勢や左右の目使いに気を使っていたわけがよく納得できました。
ひょっとしたら、彼は速読の訓練というよりも、スポーツ吹矢の訓練と思って、教室に通ってきていたのかもしれません。幸い、彼が感じるズレと私の判断がほとんど一致するものですから、最近は、姿勢にしても、左右の目の使い方にしても、ほとんどズレがなくなり、訓練もトントンと進んできました。そして、それがスポーツ吹矢に功を奏して、なんと、6月3日に開かれた全国大会で、8メートルの部で5位に入賞したのです。
「6月に入ったら全国大会があるんです」と話しておりましたので、きっと良い成績を収めるだろうとは思っていましたが、全国で5位ですから、本当に素晴らしい成績です。「実は、会場に視覚開発フォーマットを持って行って、第二基本訓練をやっていたんです」と教えてくれました。第二基本訓練にそんな使い方があるなって、訓練を作った私も知りませんでした。とにかく、速読の訓練が役立ったようで、嬉しい限りです。
ちなみに、Tさんが出場したスポーツ吹矢の全国大会が、テレビで取り上げられるそうです。興味のある方は、ぜひご覧ください。ひょっとしたら、Tさんが第二基本訓練をしているところが映るかも!
6月7日(日)朝8時〜9時55分  TBS 関口宏のサンデーモーニング
数年後には、スポーツ吹矢にNBSチームができて、全国優勝!なんて、空想してしまった妄想癖の私でした。
(豊文)