中国でも!

この前の連休は、大阪でのシルバ・メソッド基礎コースでした。通常の4日分を3日間で行うので、休憩の時間を短めに設定したのですが、皆さんのあたたかいご協力を頂き、お陰さまで、無事予定通り終了することができました。有り難うございました。
さて、その打ち上げ(505)のとき、卒業生のAさんから、興味深い話を聞きました。Aさんは、ここ数年、中国に出張していて、この5月に戻ってきたばかりです。滞在していたのは、工業特区として知られている深圳です。その郊外にある工場で働いていたのだそうで、そこでの話です。
中国に行ってきた友人たちの話を聞くと、異口同音に、「日本と違って活気に満ちている」と言います。その工場も同様で、そこで働く多くの女工さんたちは、とても元気なのだそうです。地方の出身者が多く、食べているものはというと、日本人ならすぐには手を出せないような粗末なものとのことですが、とにかく元気でよく働くそうです。
ところが、なかに顔色も悪く、よく欠勤する女工さんがいたのだそうです。調べてみると、都会育ちの進歩的文化人(?)の子女で、食べるものはというと、甘いお菓子の類に牛乳なのだそうです。Aさんは、それを見て、改めて食べ物の影響の大きさを悟ったとのことでした。
けど悲しいことに、日本では甘い砂糖菓子を食べ牛乳を飲むのが、当たり前。それが頭をよくし、健康になる食べ物だと信じられています。大学の食堂では、昼食にケーキ、サラダ、カフェオレというのは当たり前の光景だと聞きます。その結果、授業中は寝てばかりで、講義について来れるのはごく少数というのですから、情けない話です。
当教室では、食べ物の重要性に対する理解はだいぶ浸透していると思っています。しかし、健康がどういうものかは、健康になってみないと分からないものですから、どうしても判断が甘くなりがちです。食養から見ると、ときどき下痢をするというのも、生理痛でお腹が痛いというのも、普通の健康状態とはいい難いのです。
先週は良い訓練ができたのに、今週はなぜか不安定というBさん、Cさん、Dさん、今一度、食生活をチェックしてみてくださいね。(豊文)

姿勢の壁、突破!

ときどき、受講生の皆さんから、「教室と同じ椅子が欲しいのですが、どこで売っていますか?」と聞かれることがあります。けど、残念ながら、あの座面がちょうど良く前傾する椅子が、今売られていないのです。実は、以前は、あの椅子を教室で販売していたのですが、だいぶ前にメーカーが製造を中止してしまったのです。
ご存知のように、この訓練では姿勢はとても大事です。ところが、正座を忘れて腰を丸くして座る姿勢に慣れてしまった現代人にとって、良い姿勢で座るのはなかなか難しいこと。教室でも、良い姿勢を保つのに苦労している方が結構いらっしゃいます。良い椅子があれば紹介したいと、心がけてはいたのですが、この椅子のことはすっかり頭からはずれていました。
その椅子は、アーユルチェアと言います。この椅子が、世の中に登場したときは、私も東急ハンズで座ってみました。良かったのですが、当時、子供向けのものばかりで、高さも変えられず、キャスターがついているものがなかったのです。これでは、教室では使えないという判断でした。ところが、やはり時の推移の中で改善してくるんですね。
それを教えてくれたのは、6月5日のこの欄で紹介したスポーツ吹矢全国5位のTさんです。授業のとき、「椅子を探していて、アーユルチェアというのを見つけたんですが、あれはどうなんですか?」と尋ねてきました。「あれはいい椅子だよ」「じゃあ、今度ショールームに行って見てきます」という会話をしました。
そしてショールームに行ったTさん、椅子の開発に携わった担当の方に、速読教室があって、そこでは腰を立てることをとても大事にしている云々と説明したらしいのです。有り難いことです。数日後、その担当の方から電話が来て、早速お会いすることになりました。見本の椅子を見ると、高さも自在に変えられるし、キャスターもついていたというわけです。
椅子の座り方は、教室で指導している要領とまったく同じです。椅子の背もたれ(背もたれというより腰当てです)を適切な高さに調整して座ったら、嬉しくなるほど、立腰がピッタリと決まりました。さっそく、お願いして教室でも販売することにしたというわけです。
渋谷の教室に、見本をおいてありますので、ご都合が付きましたら、ぜひ試しに座りにきてください。テイクオフスタンドと、まさに絶妙な組み合わせです。ご自宅の訓練にぜひお使いになることをお勧めします。これで、姿勢の壁は、突破です。我が家でも早速購入しました。
アーユルチェアのホームページは、
http://www.ayur-chair.com
です。覗いてみてください。
(豊文)