眼と脳ををクリアにするには?

ここのところ、急に寒くなりましたがいかがお過ごしでしょうか?
教室でも、「風邪を引いて」とか、「咳が止まらなくて」という理由で、予約をキャンセルする方が多くなっています。「エッ、何? 教室物語もキャンセルが続いたんじゃないかですって?」ハイ、恐れ入ります!
昨日、そして今日ぐらい寒くなりますと、厚着して暖房器具もそろえたと思いますので、身体は冬モードに入って、安定していきます。問題は、季節の移行期です。それに適応し切れないと、風邪まで行かなくても、「最近何となく、頭がボ−ッとして集中できないのです」ということになってしまいます。
体調を崩された受講生の皆さんに聞いてみると、お風呂を湯船につからず、シャワーで済ませている方ばかり。暑いうちはそれで良いのですが、外気温が下がる季節の変わり目には注意が必要です。外気温が下がると、それまで盛んに出ていた汗がストップしてしまいます。つまり、汗とともに排泄していた疲労物質や老廃物を対外に出せなくなってしまいます。
このとき、それらを排泄するために、五臓六腑に負担がかかります。アトピーの方や喘息持ちの方がこの時期に喘息を発症するのは、このためです。
そこで、対策は、身体を温めることです。そこに、お風呂の大きな意味があります。そうかといって、長い時間、首までお湯につかっていればそれで良いかというと、そうではありません。逆に、湯疲れを起こしてしまいます。
なぜ湯疲れを起こすかというと、温めると元気になる臓器とそうでない臓器があるからです。元気になる臓器は、肝臓と腎臓です。温められるのが苦手な臓器は、肺と心臓です。熱いお湯に長く入ると、心臓がバクバクしてきますから、体験的に分かると思います。
半身浴が勧められる理由はここにあるわけです。つまり、心臓と肺は直接的に温めず、下半身と肝臓、腎臓を温めて内蔵を元気にしようというわけです。上半身から汗が出るまでと言われますが、汗で老廃物を出すとともに、その頃には、心臓も肺も適度に温まるという訳です。
半身浴には、もうひとつ、腸内温度を高くするという効果があります。腸内温度は、37〜38度と言われており、脇の下で測る体温よりも少し高いのです。ですから、お腹はよく温めて冷やさないようにすることが大切です。へそだしルックは、ちょっと考えもの。
近年、低体温が話題になりますが、体温が1度下がると、免疫力は37%、基礎代謝は12%、体内酵素活性は50%低下すると言われています。酵素の働きが低下し、血行が悪くなり、免疫力が低下するという訳です。
腸の働きが、脳の働きと密接に関係していることは、以前から述べている通りです。また、肝臓や腎臓は視覚機能に大きく影響を及ぼすことは漢方ではよく知られたことです。
体調が今ひとつで練習が進まないとおっしゃる方、教室に通う元気が出ないという方、今晩ぜひお風呂で、身体を温めてみてください。そしてぐっすり休むと、明日からクリアな目と頭脳で頑張れますよ。
例年以上に寒い冬が予想されています。お風呂で、この寒さを乗り切りましょう。
では、教室でお会いするのを楽しみにしております。(豊文)