新しい営業トーク!

先日の速読説明会に、知人の紹介で来た方がおりました。その知人のというのは、当教室の受講生ではないらしいのですが、「佐々木先生がまだ教えているらしいから、いるうちに習ったほうがいいんじゃない」と言ったとのこと。説明会に来た方は、早速入会されました。なるほど、そんな勧誘トークもあったか、と新しい営業トークを教えてもらいました(笑)。
確かに、いつの間にか、還暦を超えて久しくなりましたから、いつまで教えているか、そろそろアヤシイと考えるのが普通ですね。まあ、幸い、坐禅断食も50回を超え、また自分で慢性腎炎を治した健康ノウハウもありますから、まだしばらくは教室で教えられると思っていますが、生死のことは天命ですから、わかりませんね。元気だから死なないというわけではありません。元気でも、天から与えられた生命エネルギーが終われば、ピンピンコロリで、理想的に死ぬわけですから。
そういえば、最近、周りで訃報が続いています、一回り上の世代ですが。
日本のシルバ・メソッドの責任者の佐々木 ビル 政人氏が9月14日に亡くなりました。日本に、シルバ・メソッドを持ってきた方です。私をシルバ・メソッドの講師をするように依頼してきたのも彼ですから、ビルさんがいなければ、今の私はなかったかもしれません。改めて、受講生の皆さんと共に、ビルさんのご冥福を祈ります。
もう一人は、岡崎久彦氏です。10月24日亡くなられたと、各新聞に訃報がでておりました。岡崎さんは、私が個人レッスンの形で速読をお教えした受講生でした。政治や国際問題に関心がないとご存じないかもしれませんが、安倍内閣の外交ブレーンの一人であり、保守論客として名の知られた方です。
岡崎さんは、早朝に世界の情報を集め、それを読んで、午前中にまとめて、政界、官界、経済界などの要人にその情報を届けていました。その早朝のうちに世界から入ってくる情報は、英文のレポートで、A4の用紙で10mになると仰っておりました。それを毎日読みこなすのに大変な時間と労力がいるということで、私の教室の門を叩かれたわけです。何といっても、国家の命運を決するような重要な情報を読むわけですから、拾い読みや斜め読みはゼッタイできません。すべての文字を順に読む速読だから来たんだと、仰っておりました。
トレーニングは3万字/分まで達成し、200ページ余りの一般書は、2、3分で読んでしまうレベルまで力を伸ばしました。「朝の仕事の時間が半分から3分の1になった」ととても喜ばれておりました。70歳代半ばで、「速読脳」マスターでした。
朝の日課を短い時間で出来るようになり、きっと彼の長生きに少し貢献できたのではないかと思うのですが、残念です。保守の論客ですから、思想的には反対の立場の方もいると思いますが、当教室は右の方も左の方も分け隔てなく受け入れておりますので、受講生の一人として心からお悔やみする次第です。(豊文)