これだから、本を読むのはやめられない!(その1)

面白い本を見つけました。面白いと言っても、もちろん笑える本ではなく、眼を開かせてくれるという意味です。
教室では、いつも食べ物に注意を払うよう、お勧めしていますが、いつも疑問に思うのは、私なんかが言わなくても、多くの専門家が明らかにしている分かり切っていることなんだから、国がしっかり国民の健康と能力を守る政策と取ってくれればいいのに、ということです。
実は、国民に何を食べさせるかというのは、国民の健康と能力を守るためにとても大事なことだと思うのですが、それさえ、純粋に栄養と健康の関係からは決まらないのです。日本人が「肉、牛乳、卵」を摂るようになったのは、アメリカとの協定によるということは、数年前と20年位前の2回、NHK-TVの特集番組で取り上げているのを見ました。数年前の報道では、「それは日本を占領する政策の一環として、戦時中に計画されていたことだ」述べていました。
国民の健康と能力を守る政策でさえ、その決定には、国際関係が反映されるというわけです。要するに、国家間の力の関係で、伝統的な食生活はできなくなり、強い国にとって都合のよい食物を食べざるを得ないというのが現代なわけです。
日頃のニュースを見ていますと、この食べ物の問題が明らかに影響していると推測される事件が頻繁に報道されています。また、国際的にも、どこの国民も望んでいない紛争や戦争が起きています。なぜこんな不思議なことが起こるんだろうと思っている方も多いのではないでしょうか。
これから、数回、そんな疑問を考えるのに参考になる本を紹介していきたいと思います。
まず、手始めは、
「『アメリカ小麦戦略』と日本人の食生活」 鈴木猛夫 藤原書店発行 です。
ぜひご一読ください。(豊文)